掛け軸作品として制作しました。
武将印「松永久秀」
書・画を担当させていただきました。
武将印とは“御城印”の武将版です。
最近では武将印の本を出版されるほど人気です。
平群町にもゆかりの深い戦国武将「松永久秀」は
戦国時代に三好家のち織田信長に仕えた武将で、
奈良県平群町にある信貴山城の城主です。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」では
吉田鋼太郎さんが演じられていたことで有名です。
荒々しい顔つきで茶器を壁にぶつける、
そんな絵が残っているので
「乱世の梟雄」のイメージがあるかと思いますが、
後世、名物茶器・平蜘蛛茶釜とともに
最期を遂げたという逸話が
形成されたことに示されるように、
茶の湯をたしなむ文化人でもありました。
近年、発見された松永久秀の絵をもとに
平蜘蛛茶釜をめでるようにして
「この茶釜、我にこそふさわしい」
と言葉を添えました。
揺るがない確かな信念を持つ松永久秀、
そして新たな実務家・文化人としての
人物像を想像しながら、水墨画、題字を揮毫しました。
肩にはなにがのっているでしょう?
歴史好きならわかるはず?
ちょっとした遊びもいれています。
2022年2月26日(土)、27(日)に
信貴山朝護孫子寺で開催される〈信貴山寅まつり〉にて
武将印「松永久秀」all design ouka
販売開始です!
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2月26日(土)、27(日)
※両日合わせて限定200枚
【販売場所】信貴山観光iセンター
【販売金額】700円(税込み)
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原画はこちらです。
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